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キャリア

低学歴で高収入の職業に就くには [転職における学歴フィルター]

 

こんにちは、Kai (Twitter: Kai_Career)です。

 

結論、転職で学歴は見ません。

 

Kai
言い切りすぎました

 

こちら、結構聞かれる質問です。気になりますよね。

転職は新卒での就活とは異なります。

学歴が足りないから通らないとか、低いからだめとか思わないでください。

 

本業で数千枚?以上の応募書類を見てきた経験から、学歴だけで落とされると言うことはあまりないです。

 

詳しくは後述していきますが、転職はキャリア形成の裏技みたいなものです。じゃんじゃん使いましょう。

※ここで言う学歴とは主に大学の偏差値のことです。

 

 

目次(タップすると飛べます)

書類選考で見るポイント

 

経歴(学歴)・転職社歴・年齢・経験、転職理由・職務経歴など応募書類にはたくさんの情報が詰まっていますが、

中途採用の書類選考で見るポイントは「職務経歴」です。

 

当然ながら、新卒採用と異なり、中途採用においては、大抵の場合採用する「部署・職種」が決まっています。

営業職募集(ノルマ有・新規営業有)のポジションに「学歴がいいから」という理由で通す企業はありません。

あったとしたらそこの企業は行かない方がいいですね。

 

そもそも学歴フィルターが存在する理由

 

学歴フィルターは基本的に「新卒採用」のお話です。

そもそもなぜ存在するのか。

 

1. 人事の工数問題

理由の一つ目、工数です。日本の異質な「新卒一括採用」のせいで、一定期間の「人事の工数」が大変なことになります。

人気企業であれば、1万人以上の応募が来るわけで、その1万人を1人の書類に1分かけるだけで、

1万分 = 166.7時間 = 6.94日 かかります。休みなくぶっ通しで書類選考してもです。

 

1日の所定労働時間は8時間なので、朝から晩まで書類選考だけしたとしても20日かかります。

全員なんて見てられません。もちろん複数名で分担するわけですが、それでも限界があります。

 

2. 差をつける所がない

理由の二つ目、学生間の差分がないことです。中途採用と異なり、応募してくるのは、日本の「大学生」

程度の差はあれど、みんなサークルやゼミ・研究をやっていて、差なんかないんですよね。

なので、学歴である程度書類選考の段階ではフィルターをかけざるを得ませんし、面接では人柄や論理的思考力をみて決めてます。

 

結局、高校の頑張りが大学4年間の頑張りよりも書類選考の段階では勝るという滑稽な採用システムですね。泣けてきますね。

 

転職での逆転

 

新卒一括採用は、まあ賛否はある採用方法ではありますが、そのレールの上でもし、就活に失敗したと思っている方がいれば、転職をおすすめします。

 

どんな人生にしたい?

 

の答えが、今の会社で実現できないなら、転職はしなくても、「転職活動」はしてみていいと思います。

 

新卒採用の評価基準が「属性」「人柄(俗に言うコミュ力)」「論理的思考力(志望動機のロジック)」であるのに対して、

中途採用は、圧倒的に「スキル(経験)」です。

 

実務経験は人それぞれ異なり、培ったスキルもまちまちです。それを適切に自分と企業の募集ポジションをつなぐ形でアピールすることができれば普通に内定もらえます。

 

実際、今私がいる会社は、早慶、たまに東大もいますが、私は普通の私大文系野郎です。

新卒だったらまず落ちてたと思います。

 

結論

 

新卒で入った会社で勤め上げるということは、全く悪いことでもなんでもないです。

ただし、今の親世代(40-50代)の方々の時代と、20代-30代が生きている時代は変わってます。

終身雇用神話が崩壊し、業界のトップランナーでさえ「キャリア支援」と言いながら早期退職を募る始末です。

 

なので、お父さんお母さんに相談すると、「転職はやめとけ」と言うようなアドバイスをされることがいまだに後を絶ちませんが、一つのアドバイスとして受け止めて、冷静に現状を見極めたいですね。

 

転職活動をして市場動向を知ることで、他己評価を得ることができます。労働市場における現在地を知ることになるのでおすすめです。

 

転職活動を始めるには、まず、「どんな人生にしたいんかな」と言う自問自答から始まります。

以下の記事はその部分について記載してます。

 

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今回は以上です。ありがとうございました!

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Kai

新卒2年目から海外駐在を経験。4年目で国内人材会社へ転職。国内大手人材会社での採用支援経験と自信の転職経験を踏まえてキャリア考察ブログを2022.4.3より開設。1児の父

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