本業と副業どっちに注力しよう・・
キャリアアップしたいけど、どうやって次の環境を選ぼう・・
そもそもどんな人生にしたいんだっけ・・・
こんにちは、Kai (Twitter: Kai_Career)です。
これは、社会人2年目、駐在していた頃、結婚が決まった頃、そして子供が産まれた現在、実際に私がふと足を止めて悩んでしまうことです。
こんな「人生で何回も悩むテーマ」について、「ある一種の答え」をお届け。
本業で何百人もの転職意思決定に立ち会ってきた経験
自分の転職・結婚・育児のライフイベントの経験
を踏まえて自分も常に考えてきた内容となってます。アカデミックな引用も踏まえ、科学的根拠に基づいたお話です。
最後まで読んで頂ければ、「生きる方向性」のヒントが提供できるかと思います。
方向性が分かれば、選択を迫られたときに、その方向性に即しているかどうか、と言う意思決定ができますね。
目次(タップすると飛べます)
良い人生とは何か
まず、大きなテーマから。
転職を考えるとき、結婚を考えるとき、子供が生まれるとき、ライフイベントの折に触れて考える、
どんな人生にしたい?
と言う問い。でも正直これは、答えが決まっていて。言葉や表現は違えど、
「幸せな人生」ですよね。
75年に及ぶ研究で、幸福の答えは出ていた
では、幸せとは何か。答えは出てました。
幸福に必要なことは富の蓄積や有名になることではなくて、「良好な人間関係」を築くこと。
(なんと75年間の研究結果)富や名声の追求は全然いいと思うしワイも奔走中だけれども、幸福になるための「手段」だよね。って気付けると良いのだろうなあhttps://t.co/h6qnR7v5qk
— JPN trader (@Boubabombaye) April 28, 2022
家族や友達、コミュニティとの良好な繋がりがある人ほど、身体的に健康で、脳の機能低下もなく、幸せに過ごせる。
でも、この親密で良い関係は利益になるという教えは今に分かった事ではありませんね。
何故そんな関係は築き難く 無視され易いのでしょう。以下抜粋です。
引用
誰しもそうですが 私たちは手っ取り早く 手に入れられる 生活を快適に維持してくれるものが 大好きです。人間関係は複雑に込み入っています。 家族や友達との関係をうまく維持して行くのは至難の業です でも、75年もの間 我々の研究で 繰り返し繰り返し示されたのは 最も幸せに過ごして来た人は 人間関係に頼った人々だという事でした それは家族 友達や コミュニティだったり様々です。
多分、手っ取り早く手に入れられるものは 「お金で買えるもの」だったり、「すぐに結果や反応が見れるもの」ですね。
この意味で言うと、大切な人に高価なものを買ってあげたり、「ありがとう」をすごく言って欲しかったり
と言うのも、もしかしたら自分目線でしか考えられてないのかも、とさえ思えてきてしまいますね。
幸福のためにどう行動すれば良いか?
以下、またTED Talkからの引用ですが。「幸せを買う方法」と言う興味深いプレゼンです。
大雑把に言うと、「自分のためではなく、他の人のためにお金を使う方が幸福度が高い」と言うことです。
そんな余裕はないんじゃ。
上記のプレゼンには21歳の時に出会いました。イギリスの大学に留学中、ディスカッション授業についていけず、毎日TED Talkを見まくる日々でした。(現地学生と交流しろよ・・と言うツッコミはさておき)
当時はお金がなかったので、
と考えていました。(スミマセン)
困惑する利他的行動
社会人になり、全額奢ってくれる上司、億以上を稼ぐ投資家・起業家がする途方もない額の寄付
と、感謝や感嘆はするものの、戸惑いを覚えてました。なんでそんなことができるのか。。
時は進み、海外駐在することになった入社2年目。年収は倍。家賃や光熱費、交通費は会社持ちという生活に。
可処分所得が大幅に増え、余剰資金だらけになりました。
自分の趣味のために一眼レフカメラやパソコン、安眠枕、マットレス、高額のオンライン講座など浪費の限りを尽くしましたが、次第に、飽きてしまいました。そこで気づきました。
生きたお金の使い方をしたいぞお
人生の先輩は多分気付いている
一種の「社会的成功」を収めた人たちが行う利他的行動は、おそらくそれが自分の幸福につながることを
知識としてか、本能としてか理解して行動しているのではないかと考えるようになりました。
この意味で、富を蓄えること、有名になると言うことは、結局 幸せになるための手段。ここで言えば、
他者に分配できるようになるための手段に過ぎないと言うことです。
幸福 = 他者のために使う(時間 + お金)
これまで見てきた二つのプレゼン。
- 人間関係の構築
- 他者のためにお金を使う
1は「他者」と過ごす時間が必要です。
2はお金が必要。
つまり、幸福になるためには時間とお金が必要です。
しかし、労働者(サラリーマン)は、差し出した 労働(時間)に対して給与(お金)が発生してますので、幸福の数式が成り立ちません。
これでは、幸せの階段が登れず、これまでの研究に沿わない生き方をしてしまうことになります。
時間 = お金 と言う労働者の式からの脱却を真剣に考える
差し出した時間の対価としてのお金(賃金)ではなく、
提供した「価値」の対価としてのお金を築く (副業) ことや、
許容範囲内のリスクをとって、資金を運用していく(投資)することで、
労働者では成し得ない「時給」を発生させることができます。
とはいえ、新卒の頃の自分に、このことを言っても刺さらないだろうなあと思います。
それは 労働者として時間 をお金に変える過程で、「海外経験」「営業スキル」など、賃金以上のものを蓄積しているという実感があったし、その一種の武器を引っ提げてキャリアを駆け登っていきたいからでしょう。
注意しなければならないのは、今すぐにその状態にすることが正解ではないと言うこと。
投資もキャリアもそうですが、「短期」で何かを成そうとすると大抵失敗します。
5年、10年と言うスパンでゴールを見据えて今できることを1つずつ始めることが大切。
今回の意味で行けば、
時間 = 労働 からの脱却を5〜10年後に実現するために今できる意思決定は何か?日頃の行動は何か?と言うことです。
そして、すぐにやってみることが大切です。
もちろん、24時間のうち、全く「労働しない」と言うことを目指したい人もいるかもしれませんが、私の場合は、それよりも、「働いてもいいし、働かなくてもいい」くらいの状態を作るために、現在の資産はほぼ投資に回し、本業とは別の事業を作り、労働集約型ではない副業に取り組んでいます。
まとめ
step
1質の高い人間関係によってのみ幸福が得られる
step
2他人のためにお金を使うことが大切
step
3今すぐその状態にするのではなく、長期的に人生プランを立てる
step
4今から始められるものは何か?を考えてすぐに行動に移す
今回は以上です!ありがとうございました。