転職を考えていて、自己分析の方法を知りたい
自己分析をしてみたが、何だかうまくいかない
こんにちは、Kai (Twitter: Kai_Career)です。
こんな悩みを抱えるビジネスマンのみなさまへ、私の自己分析方法をお伝えしたいと思い記事を書いてます。
自分が転職した時、10冊以上は自己分析系の本を読みましたが、本当にダイレクトに役立ったのは数冊です。
本日はその本のご紹介に加えて、自己分析について重要な点をまとめてますので、今回の内容を最後までお読みいただければ、自己分析は攻略できると思います。
目次(タップすると飛べます)
自己分析には二種類ある
あまり語られていませんが、自己分析には二種類あります。
ポイント
■自分の価値観を知るための自己分析
■自分の特徴: 「強み弱み」を知るための自己分析
「どちらも」やることが大切ですが、片方にしか言及しない人や、ごっちゃにしている記事が多めです。
価値感を知る自己分析で自分の「好き」を知っても、その「好き」向いていないことや、ただの憧れかも知れないです。
好きだけど得意じゃないことを続けるのは相当しんどいです。
大切なのは、「好き」で「得意なこと」を見つけて、そこにコミットする生き方です。
僕は基本的にかなりの飽き性ですが、「発信する」ということに関しては、3年以上継続しており
これから紹介する自己分析によって発見できた事です。二種類の自己分析をそれぞれ見ていきましょう。
自分の「価値観」を知るための自己分析
まず1つ目は、自分の「価値観」を知るための自己分析。
人生の意思決定は、究極的にいえば「自分なりの幸せに近づくため」にするものですよね。
そのために、「自分は何に嬉しい・幸せだと感じるのか」を問う自己分析です。
この解がなければ、ネットレビューの良いもの、周りの友人が良いと言ったもの採用し、人生のハンドルを他人に握らせた結果、いつまでも、もやもやを抱えていくことになってしまいます。
全人類必読、「答え」が載っている本
大袈裟に聞こえるかもですが、マジです。
圧巻なのは、世の中にはto do型の人間と、being型の人間がいるという着眼点。
「やりたいこと」という言葉に振り回される若者(私も含めて)が多いですが、この本では明確に結論を出しています。
簡単に紹介すると、「何をしたいか(to do)」ではなく「どんな状態にいたいか( being )」を考えるべきということです。
詳細は本書に譲りますが、「何をしたいんだろう?」と考えても一生答えが見つからない理由は、やりたいことなんてないのに、何をしたいか(to do)で考え続けているからです。そもそもの前提から驚きですが、納得の嵐で、問いの立て方、自己分析の角度を変えて考えてみると、自分という人間が理解できました。
題名こそ転職の思考法ですが、転職ノウハウ本ではなく、人生の思考法が書かれているため全人類におすすめしたいです。
レビューが高いのも頷けます。1000円ちょっとで答えが見つかるなら安すぎる投資です。
もっとお手軽に知りたいと言う方へ
・本読むのはちょっと手間
・自分の「傾向」をまずは知りたい
そんな方にはミイダスがオススメです。
相性の良い上司・部下のタイプなど、 ビジネスマンとしての行動特性・職務適正が分析できる診断できる点が非常におすすめです。
結局、人が活躍するのには「自分にあった環境」が必要なので、それを知るヒントになります。
実際に私も利用していますが、他の就活・転職アプリで必須な
職務経歴書、履歴書の作成、カウンセリング等が不要なので、お手軽な点は随一。
もちろん無料。
自分の特徴:「強みと弱み」を知るための自己分析
2つ目が、「強み」を知る自己分析です。
多くの発信がこの「強み」の定義をうやむやにしたまま議論していますが、
他人と比較して秀でていることが強みではないです。
スポーツであれば、成績が数値化できるので他人と優劣がはっきりわかります。
100mを11秒で走れるから、走るのが「得意」「強み」といった具合です。
しかし社会人になって、「営業力」「コミュニケーション力」などは数値化は不可能です。
なので優劣で強みを語ることは不可能です。
結論、自然とやってしまう事、頑張ってないのに褒められること
が「強み」の定義です。
なぜこれが強みなのかというと「難なく継続ができる」ためです。
想像もできないようなところにたどり着くには、毎日のコツコツとした積み上げでしかない。
と、イチロー選手も言ってますね。 継続できることこそ、強みです。
自己分析(強み発見)におすすめの本
これもいろんな本がありますが、
以下一択です。
ストレングスファインダーは米国のギャラップ社が開発したオンラインツールであり、自分の強み・才能を発見することができるというもの。
「無意識に繰り返し現れる思考、感情、行動のパターン」が「才能」と定義されています。つまり多くの質問に答えることによって、回答者の無意識をあぶり出し、そこから「才能」「強み」を引き出します。
実際に私も受けました。受けた後に気付いたのですが、現職で入社した同期の内、半分以上はストレングスファインダーを実施し、
お互いの強みを事前に共有したりと、実務上でも適用してます。
個人的にストレングスファインダーのいいところは、回答制限時間が設けられており、
思考する時間が少なく、無意識に回答していく点です。
こうすることにより、「理想バイアス」が外れて、本来の自分が無意識に普段考えていることが回答に反映されます。
まとめ
自分の価値観 x 強みを知ることにより、自分が今置かれている状況も客観視することができます。
実際に私は海外駐在をしている際に転職を考え、大量の書籍を読み漁りましたが、結局この2冊だけを終始手元に置いて転職活動をしました。
自分が求めている状態を知り、自分が無意識にしてしまう思考パターンを知ることで人生で何度もある意思決定の場面で、軸を持って決断ができるようになるかと思いますので、今回紹介した2冊は全員におすすめしたい書籍です。
以上、ありがとうございました。